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ありがとう。

毎日新聞の夕刊に先日亡くなった忌野清志郎さんへよしもとばななさんのコラムが出てました。
それはとてもとてもすてきなコラムで、毎日jpに載るのを待ってブログにエントリしようと思っていたんだけど、どうやら紙面のみの掲載になるらしく今日まで出ていません。

ロックやらパンクやら多感な時期にいろいろと聞いたおかげで、自分の考え方と言うか、生き方と言うか、多分そういったものに少なからず影響を受けています。
おかしいことはおかしいと言い、間違っていることに対して間違っていますよと言う事は、時にちょっとだけしんどい事もあります。もうほとほと若く無いのに、まだ若いよねと揶揄される事もあったりします。
もちろん全てにおいて自分が間違っていない事も無いし、それなりに大人なんでちょっとだけ静観してやり過ごす事も多々あります。
でも、生き方の根っこは変えていないです。
時には主張し、間違っていなければたとえ年上の方でも、あなたが違っていると言います。
肝心なのは自分が自分自身でいる事だと聴いてきた音楽に教えてもらったので。

RCサクセションの全てのアルバムを持ってはいません。
・・・でも、忌野清志郎さんの歌には確かにロックンロールがあった。
そんな事はヒット曲しかしらない俺でも分かる。
正直に正しく生きる事はなにも間違っていないよと、何歳も年上の清志郎さんは歌っていました。
とてもやわらかく、激しく、時に悲しく。。。
そう、そしてとても可愛らしく。
ロックを好きな人が清志郎さんを嫌いな訳が無い。
だって清志郎さんはロックそのものだったから。

ごめんなさい、毎日新聞さん。
よしもとばななさんのコラムがそのまま紙面だけで消えて行ってしまうのは、
見過ごせなかったんで、転載しちゃいます。
俺みたいに音楽と言うか、ロックに影響を受けてきた人って、凄く多いと思います。
でもそれを言葉にするには空気を掴むより難しいかななんて思ったりもします。
けど、そのコラムはありったけの想いを言葉にしていました。
もし転載に気付いた人がいたら、見逃してください。
こんなコラム、紙面だけで流す訳には行きませんから。

でね、遅くなってしまったけど、
清志郎さん、本当にありがとう。
中学3年の時に初めて聞いた「自由」今でもたまに思い出すよ。
元気が出るテレビで見たそのかっこいい姿。
タイマーズのアルバムが素晴らしすぎるから出せませんと出した東芝の広告。
あなたが間違っていないと言うから、今俺が間違っていないといっちゃうんだよね。
ありがとう、そんな俺にいさせてくれて。

本当にありがとう。


--
個人史の中の記憶なので微妙に間違いがあったら、ごめんなさい。
私がRCサクセションのライブに初めて行ったのは、18のとき。ものすごくかっこよかったけれど、清志郎はイライラしていた。そのイライラこそが若者たちにフィットしていたのだと思う。
彼が学生のとき、痩せこけた女につきまとわれて「痩せこけた女」という曲を作ったと言う話を聞いて「なんてひどい!・・・でもおもろいな~」と思った。
私の心に初めて彼の声がほんとうにしみてきたのは「OK」というアルバムのときだった。私はこのアルバムに言葉につくせないくらいの感動し救われた。肝臓を壊し、自分なりの漢方や鍼への取り組みで一命をとりとめ、結婚した彼が激動の時代に作った曲はだいたいがかなり暗かった。人生で最大の失恋をしたこの年の私には、その声が、歌詞が、すべて生々しく自分の事に思えた。
自分に酔うでもなく、茶化すでもなく、苦しみながらもユーモアを忘れず、彼は、私の思う「真摯」という概念の全部を体現していた。この頃から、彼の顔はおおらかになった。そして声の出し方もますますすばらしくなり、彼が歌うと歌に命が宿るようになった。
彼はレコード会社に怒り狂い離脱しライブでもその怒りをあらわにした。お子さんが生まれ、イギリスに渡り、原発について歌い、いつでもどんなときもタイマーを持ってるタイマーズもやり、イマジンを歌い、ほら貝を吹き、ブルースを歌い、自転車に乗り、病気になり、復活し、再発して、死んでしまった。思ったことをすぐ実行する力に真のパンクを感じたし、ロックとは生き方だと教えてもらった。
彼はどんどん偉大になっていき、考えられないくらいすばらしい曲をたくさん作った。彼の歌っているポジティブは薄っぺらではなく彼の言葉は人生からにじみ出てきたものだった。ゴーストライターがいる本にはゴーストライターありがとうと謝辞を書き、BEGINとステージに出るときはさりげなくゴーヤアロハを着て、ガンが再発したときには「もう一回言おう、夢を忘れるな!」と言った。それが、生き様というものだ。
恋をして海辺に行くと私の頭の中には彼の声で「海辺のワインディング・ロード」が流れてくる。もう君のことを今までのようには見れない、と思う。権力に負けて悔しいときには、短いこの人生でいちばんだいじなもの、それは俺の自由!と歌ってすかっとする。多摩蘭坂を通るたびに「のぼりきる手前の坂の途中のアパート」の窓や君の口に似てるお月さまを思う。年末近くになると「ダーリン・ミシン」、徹夜でお正月の赤いコールテンのズボンを縫うだれかを思う。ファンのみんなが手を振って見送ってくれるのを見ると「よそ者」を思う。踊れば揺れる胸に降る淋しさどれくらいかなんて、おいら知らない、と。ついてない息子を見て「ラッキー・ボーイ」を祈るように口ずさむ。真冬の風の中で夫がなにかすばらしいことを言って笑いあうとき「アイデア」が流れてくるように思う。日が差したかと思った、うまくいったらおなぐさみ、そんなすてきなアイデア・・・
きりがない、どんなに影響を受けているか。こんなインチキな時代にインチキな大人たちを見て育ってきた私たちが、どんなに清志郎に救われてきたか。うそをつかない生き方をしながら作品を創ることが、どれだけ意味のあることか、教えてもらった。
私はあなたのファンの人たちと、全く同じ場所にいます。どんなに年を取っても、言ってることとやってることが違って読者をいやな気持ちにさせることは、絶対にしません。嫌われたり、いやな人と思われても正直でいます。そして、いつまでもバカみたいな自由を夢見続けます。あなたを絶対に忘れません、血や肉になっているから、忘れようが無い。・・・ほんとうにありがとう、清志郎。
--
よしもとばななさん
[2009/5/19(火)毎日新聞夕刊]

  1. 2009/05/21(木) 23:09:35|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

読みたくて探していたのでうれしいです! ありがとうございます!!!!
  1. 2009/05/24(日) 19:46:21 |
  2. URL |
  3. りん #-
  4. [ 編集]

私も探してました。海外在住なので毎日新聞は手に入らず、ネットで見るのは部分的な抜粋ばかり。全文を載せてくださって本当にありがとう!

  1. 2009/05/25(月) 08:23:37 |
  2. URL |
  3. しじみ #-
  4. [ 編集]

>りんさん、>しじみさん

コメントありがとうございました。

こんな風に反響頂くとは思っていませんでした。

ばななさんのコラム、素敵ですよね。
「愛し合ってるよ!」って言ってるように思います。

コメント、本当にありがとうございました。
  1. 2009/05/25(月) 21:34:08 |
  2. URL |
  3. カイ #-
  4. [ 編集]

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